公益財団法人日本釣振興会神奈川県支部の魚族資源増殖事業として行われているアオリイカの産卵床設置活動は、2017年より真鶴町岩港の「岩ダイビングセンター」様のご協力で、8年目を迎えました。
昨年からは、葉山町の「ダイビングショップNANA」様にもご協力頂き活動が行われています。
2022年からは日本釣振興会本部事業の「釣りを通じた環境学習」の一環として、地域の小学校の総合学習の授業として「地域の海について」、「そこで起きている磯焼けについて」、「アオリイカの産卵・稚魚の成育の場としての産卵床について」を一緒に、産卵床を作成する活動を通じて学んでもらう「里海里山プロジェクト」も展開しています。
2024年度は4月18日、19日に逗子市立小坪小学校6年生を対象に「小坪里海里山プロジェクト」を、また、4月23日に三浦市名向小学校6年生を対象に「諸磯里海里山プロジェクト」を実施しました。
さらに、「湘南漁協葉山支所」様、「長井町漁協」様、「湘南漁協佐島支所」様によるアオリイカの産卵床の設置にも、人員支援やつり環境ビジョン交付金から一部費用の支援を実施し、魚族資源の増殖に尽力しています。
4月14日には、長井町漁協で昨年同様25基の産卵床を製作・設置しました。漁師さん、「海をつくる会」のダイバーさんに加え、「県立海洋科学高校」と「日本さかな専門学校」からも生徒さんが大勢お手伝い下さいました。
【提供:日本釣振興会神奈川県支部・編集:釣具新聞】