株式会社東洋サプリ(広島市本社・野口琢史代表取締役)は、東洋高圧グループの「超高圧製法(HPP)」を使って、常識を超えた幅広いジャンルの未来型商品を提供している。
超高圧製法とは、世界で一番深いといわれるマリアナ海溝(水深1万m)の水圧に相当する100MPa(メガパスカル)から、さらに高い600MPaまでの超高圧で素材を加工する技術。
非加熱殺菌や短期間での熟成、エキス化などが可能で、様々な食品に活用、商品化されている。釣具業界でも、この技術が活用されている商品もある。
殺菌、熟成、エキス化も!超高圧製法で出来ること
超高圧製法では、高圧処理を行うことで、素材の持つ力を最大限に活かしたまま殺菌や熟成、エキス化が出来る。
高圧環境下では、ほとんどの細菌が生きることが出来ずに死滅する。殺菌時に使用されるのは水と圧力のみであるため、放射線殺菌に比べはるかに安全・安心に殺菌を施すことが出来る。
また、超高圧(1000気圧)を1日かけることで、大気圧(1気圧)で1000日かけて熟成させるのと同等の効果が得られると言われており、食品の鮮度を保ったまま、長期熟成と同様の効果を得ることが出来る。
さらに、あらゆる天然物に40℃~60℃の適温と、50MPa~100MPaの静水圧をかける事で、腐敗菌の働きを抑え、酵素の作用を活性化させ、酵素による分解を促進させる。
これにより、高濃度な分解エキスの生成時間を大幅に短縮することが出来、また、余分な熱をかけないため、熱に弱い栄養素などを破壊することなくエキス化が出来る。
超高圧製法で開発された「未来型商品」
東洋サプリでは、この超高圧製法を活用し様々な商品を開発している。
超高圧熟成により作られた鯛魚醤は、通常半年から1年以上かかる製造日程を大幅に短縮し、強すぎるクセや塩分が抑えられている。
鯛の風味が豊で、そのまま使用するのはもちろん、料理のかくし味としても幅広く使用が出来る。
メディアでも多数掲載されている、まるはらの「鮎魚醤」や、減塩ながら旨味豊富な、ナリス化粧品の「健養醤油」にも超高圧製法が使われている。
ほか、非加熱殺菌で安心して食べられる熟成刺身も開発。旨味を短期間で引き出し、殺菌効果により腐敗による臭みを抑制するため、食べごろや賞味期限を伸ばすことが出来る。
東洋サプリは高い技術力が認められ、「ものづくり日本大賞」を2度も受賞。国内でも各方面から注目されている。
詳細は、東洋サプリ公式ホームページまで。