バリバスが海の掃除屋「マリンスイーパー」を支援。海中に残された釣具や釣り糸の回収を応援!

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釣具業界 環境への取り組み特集
バリバスの荒井社長と土井氏
バリバスの荒井社長(写真左)とマリンスイーパーの土井代表。釣具業界でも注目されている取り組みだ

釣具メーカーの株式会社バリバス(埼玉県入間市本社・荒井一郎代表)は、2022年8月より海中に根掛かりして残されたルアーや釣り糸などの釣具を回収している「マリンスイーパー」(土井佑太氏)の活動支援を行っている。

釣り人が意図せず海中に残してしまう根掛かり。ルアーやシンカーのみならず、釣り糸も多く沈んでおり、その糸にまた他の仕掛けが引っかかって根掛かり、と悪循環を生んでいる。

これをダイビングで海中に潜って回収し、ロストルアーを再生する取り組みを行っている土井佑太氏。バリバスでは、この土井氏の取り組みを釣り具メーカーのジャクソン、エイテックと共同で支援している。

3社の社長と土井氏が会議をしているところ
バリバスでは、ジャクソン、エイテックと共同で「マリンスイーパー」を支援。ルアーだけでなく釣り糸も回収してもらっている

バリバスの支援内容は、ダイビングにかかるボンベ代のコストを負担することで、海中清掃時にロストルアーに加えて積極的に釣り糸も回収してもらう。

土井氏は海中のルアー等を回収する道具として木の枝を持って海に潜っているが、上がってくる頃には枝に大量の糸がぐるぐる巻きになって帰ってくる事が多い。

海中から回収されたルアーと釣り糸
釣り糸でぐるぐる巻きになって海中から引き上げられたルアー。釣り糸を回収する事は、海中に残るゴミを増やさないためにも重要だ

土井氏が海中清掃を行っているホームグラウンドは静岡県だが、遠征での清掃活動も行っており、今後も全国各地の釣り場の根掛かりを回収していく方針だ。

バリバスの荒井社長、マリンスイーパーの土井氏、エイテックの池永社長、ジャクソンの加藤社長
左からバリバスの荒井社長、マリンスイーパーの土井氏、エイテックの池永社長、ジャクソンの加藤社長。海中に残されるゴミを少しでも減らそうと釣具メーカーも協力して行動を起こしている

バリバスでは、こういった事業の他にも公益財団法人日本釣振興会や一般社団法人日本釣用品工業会の活動に協力し、釣り場の環境が良くなる活動等を行っている。

バリバスの地元、入間川で日本釣振興会の活動としてオイカワの産卵床設置にも協力している

バリバスは今後も魚のよく釣れる水辺環境を守る環境対策を支援していく。

株式会社バリバス公式ホームページ → 株式会社バリバス (varivas.co.jp)

釣具業界各企業等が行っている環境への取り組みを紹介 → 「釣具業界 環境への取り組み特集」

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