釣具店の「フィッシングマックス」では、6月10日(月)、神戸市の平磯海づり公園にて、フリースクールの生徒へ釣り体験会を行った。
フィッシングマックスのスタッフは事前にスクールへ出向き、教室での座学からスタート。パワーポイントで魚の性質と釣りに関する資料を作成し、生徒との関係構築を行い当日を迎えた。
当日、集合場所では生徒同士で和気あいあいとしていたが、釣りを開始しエサを付ける段階には、徐々にスタッフとも打ち解けていった。
コミュニケーションがとりやすい生徒、そうでない生徒もおり、スタッフは伝えきれないことや踏み込みきれないこともあったが、「釣りをしたい」と熱意をもって参加した生徒は、元気いっぱいにスタッフに釣り方やエサの付け方などを熱心に質問してくれ、釣りを通して良好な関係を築いていった。
生徒同士の仲間意識も強く、生徒同士の応援や励まし、競い合い等、日常の風景として釣りを楽しんでもらった。
参加したスタッフは、以下のようにコメントしている。
「今回の釣り体験会では、コミュニケーションが取りにくい生徒さんへの距離感や接触を持つ時間など、負担にならない配慮が必要だと感じました。事前にスクールとの情報交換や顔合わせを行い、良好なコミュニケーションが取れていれば、信頼感から生まれる安心感で生徒さんとの関係づくりも順調に進められると思います」。
【提供:フィッシングマックス・編集:釣具新聞】