公益財団法人日本釣振興会北海道地区支部は2021年10月17日(日)、苫小牧市の苫小牧港東港区の内防波堤(A)西側の海岸にて、「水辺感謝の日」清掃活動を行った。
日本釣振興会北海道地区支部では、全国一斉清掃デー「水辺感謝の日」(毎年10月第3日曜日)に合わせて毎年ゴミ拾いを行っている。
今年の清掃場所となった防波堤は、同支部が(一社)苫小牧港釣り文化振興協会と共に釣り場開放を目指しており、3年前から清掃活動を実施している。
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当日は同支部から釣用品総合卸商社の(株)アイビックの従業員約40人をはじめ、釣具関連会社だけでなく札幌市や苫小牧市の釣り人も参加し、合計約100人の参加者が集まった。苫小牧市が環境美化を推進するために組織した「環境戦隊053ファイブ」の2人も参加した。
参加者は燃えるゴミと燃えないゴミの袋を持ちながら、午前9時半から約1時間、ゴミを回収した。
この場所は、時々ボランティアの人や工事関係者が清掃活動を行っているものの、春から秋にかけてはキャンプや釣り、バーベキューの人達で賑わうためゴミが多い。
特にゴミが多かったのは消波ブロック周辺。駐車する人が多い所でもあり、車と車の間やブロックの隙間など、人目の付かない所にたばこの吸い殻が多かった。
この他、仕掛け、ラインなどの釣具、発泡スチロール、プラスチック、空き缶、バーベキューで使ったような網、コンロ、木炭も見られた。
気温は9度、強風にまじって雹が降る生憎の天気の中だったが、次々にごみは集められ、集めたゴミは合計440㎏にもなった。
【提供:日釣振北海道地区支部・編集:釣具新聞】