〝豊漁〟の若洲海浜公園に歓声!初心者・ファミリー釣り教室開催。セイゴ、クロダイ、イシモチ、サッパなどが釣れたぞ!【日本釣振興会】

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日本釣振興会東京都支部が若洲海浜公園で行った釣り教室の様子
「釣るぞ!オー!」と気合い十分。記念の集合写真

公益財団法人日本釣振興会 東京都支部(櫻井孝行支部長)は10月4日、江東区にある若洲海浜公園で「第11回初心者ファミリー釣り教室」を開催した。

天候不順により、当初の正午終了予定を1時間前倒ししたが、釣りの条件は良好。コノシロ、ハゼ、サッパ、マメアジなどとともにクロダイも竿を曲げ、参加者たちは大漁の釣り教室に大喜びだった。

日本釣振興会東京都支部が若洲海浜公園で行った釣り教室の様子
釣れ盛ったこの日の教室

初心者ファミリー釣り教室は、東京湾に面した若洲海浜公園海釣り施設を会場に、若洲シーサイドパークグループとの共催で平成27年に始まった人気のイベント。定員の3倍近くの申し込みがあり、当日は14組45人が参加した。

日本釣振興会東京都支部が若洲海浜公園で行った釣り教室の様子
受付開始と同時に次々に訪れる参加者

東京ゲートブリッジが望める釣り場に面して設けられた受け付けには、午前8時半になると、この日を楽しみに待ったファミリーが次々に来場。教室で使用し持ち帰ることができる釣竿、リール、仕掛けなどを受け取った。子どもたちは真新しい道具を手に目を輝かせ、魚釣りを待ちきれない様子

日本釣振興会東京都支部が若洲海浜公園で行った釣り教室の様子
挨拶する日釣振東京都支部の櫻井支部長(右)

9時から開会式となり、冒頭、櫻井支部長が挨拶。同支部長は日釣振が1970年に発足し、今年で55年を迎える全国団体であること。釣り場清掃とともに、魚を増やすための放流事業を定期実施していることなどについて説明。

「先日も、この会場の沖にヒラメやカサゴを放流しました。もしかしたら、その魚が釣れるかもしれません。今日は釣りインストラクターの方も来ているので、釣りついての質問があれば、聞いてみてください。私たちも、皆さんに釣って頂けるよう頑張ります」などと述べた。

日本釣振興会東京都支部が若洲海浜公園で行った釣り教室の様子
東京都釣りインストラクター連絡機構の小田野副会長(左)

続いて、東京都釣りインストラクター連絡機構の小田野紀芳副会長が、釣りの安全とマナーについて述べた。同副会長は、企業のKY活動(事前に作業上の危険を予知し、そのための安全対策について共有する取り組み)を例示しながら、「釣りを始める前、釣りをしている最中の身の回りの整理整頓、慌てないで行動をすることが大事かと思います。安全に、楽しく釣りをしてください」と呼びかけた。

ゲートブリッジをバックに記念撮影した後、参加者はそれぞれの指定された釣り場へと移動。参加14組は2組で1つのグループを作り、各グループにそれぞれ1人の担当が指導員としてついた。

指導員は日釣振東京都支部、釣りインストラクター連絡機構の釣り技術とともに知識豊富な熟達者揃い。竿とリールの扱い方、仕掛けのセットの仕方などを指導したほか、釣り場で釣れる魚の説明など、参加者の質問にも答えた。

日本釣振興会東京都支部が若洲海浜公園で行った釣り教室の様子
丁寧に分かりやすく伝える指導員

過去の教室では、当日の潮の関係や天候などの影響を受けてか、結果が出るまでに時間を要したことが少なくなかったが、今教室は開始早々に「釣れました!」。注目を集めながら、水面から姿を見せた教室第1号はコノシロ。計測すると25㎝あり、これには周囲から「大きい!」「すごい!」「幸先いいね!」といった感嘆の声があがった。

この日の釣り場は好調そのもの。指導員のアドバイスもあり、サッパはもちろん、イシモチ、ハゼ、マメアジ、ギマ、さらにはセイゴやクロダイまで釣れ、一帯は大盛り上がり。共催者も「最近の教室では釣果が少なかったのですが、きょうは本当にすごい」と、参加者たちの喜ぶ姿に目を細めていた。

若洲海浜公園で魚を釣った子供
ぼくも釣ったよ!

低学年児童と一緒に参加した母親の1人は「釣ったのは初めてです。魚は持ち帰って、料理します」と笑顔。

教室の終了時間は正午予定だったが、雨粒が落ち始めるなど今後の天候悪化が心配されたことから、1時間切り上げ、11時に終了となった。

同日、午前10時から釣り教室会場公園内では、「水辺感謝の日」清掃が予定されていたが、100人超の参加予定があったため、教室前日の早い段階で協議の上、中止の判断が下された。

今回の初心者ファミリー釣り教室の指導員については東京都釣りインストラクター連絡機構とともに、日釣振からオレンジブルー、ワールドスポーツ、コヒナタ、餌島商店が担当した。【小島満也】

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