公益財団法人日本釣振興会埼玉県支部では、10月1日(日)、埼玉県狭山市にある智光山公園の前山の池において、「第45回初めてのさかな釣りへら鮒釣り体験教室」を開催した。
参加者は22名(男性18名、女性4名)。年齢は5歳から66歳まで。親子での参加が7割を占めていた。
当日は雨が降っており、開催が危ぶまれたが止んだ後は曇り空で持ち堪え、無事開催することが出来た。
午前7時40分に受付を開始し、8時に開講式を開始。開講式では最初に同支部の岡田信義支部長が挨拶を行い、続いて智光山公園前山の池の長谷和幸場長が挨拶を行った。
その後、司会より当日のスケジュール、連絡事項を説明し、受講者は班別に分かれて集合。班は親子連れでの班が4班、成人のみの班が1班の合計5班。それぞれの班の指導に同支部の会員とボランティアスタッフが当たった。
最初、事務所で班毎に釣り場のマナー、仕掛けの作り方の座学を実施。
スタッフのサポートで釣りを初体験!気になる釣果は…?
座学が終わると釣り場に移動し、班毎にまとまって釣り座に着席。受講者はスタッフの指導の下、ウキ調整、エサ作り、竿の振込等の扱い方を学んで、実釣開始。
釣りが初めての人にとって、第一関門となるのがエサの付け方だ。スタッフは、付けるのに時間がかかっても良いので、しっかりとエサが針についており、その証としてウキのトップが沈むことが大事だと指導した。
そして、第二関門は竿の振り込み。慣れないうちは竿の振込が思うようにいかず、手前にしか落とせなかったり、エサが水面をたたいてエサが落ちてしまったりしていた。しかし、参加者達は時間をかけて段々とコツを掴み、上達していった。
座学にしっかりと時間をかけたため、釣りの時間は約2時間強と限られた時間で、釣果は全体的に厳し目だった。最後に竿や仕掛け、道具の仕舞い方を勉強し、実釣終了となった。
正午、事務所前に集合し閉講式を実施。閉講式では、同支部の瀧瀬顧問が御礼の挨拶を行った。
受講者にはアンケートに答えてもらい、集合写真を撮影。また、後援の前山の池から一日無料券がプレゼントされた。
なお、参加者の7割が午後も釣りを継続し、釣れていない人を重点的に指導した結果、ほぼ全員がへら鮒を釣り上げることが出来た。
【提供:日本釣振興会埼玉県支部・編集:釣具新聞】