8月26日、兵庫県釣針協同組合(森幹雄理事長)主催の「ふれあい親子釣り教室・海釣り大会」が神戸市垂水区にある「平磯海づり公園」で開催された。
共催は東条地域まちづくり協議会、後援は加東市、加東市教育委員会、協賛は公益財団法人日本釣振興会近畿地区支部・兵庫県支部。
毎年恒例のイベントで、兵庫県釣針協同組合がある加東市や周辺地域の人達を対象に参加者を募り、親子で釣りを楽しんでもらう企画だ。
地域の人達に釣りに親しんでもらうと同時に、地場産業である釣針製造業について理解を深めてもらう事や、釣りを通じて自然環境の大切さやマナーについて学んでもらう事が目的のイベントだ。
今年も昨年に続き、神戸市垂水区にある「平磯海づり公園」での開催となった。この釣り公園は足場も良く、安全に釣りが楽しめる。家族で釣りをするにも最適な場所だ。
参加者も明石海峡大橋の雄大な景色を見ながら、釣りを楽しんだ。
今回の参加者は大人56名、子供59名の115名となった。募集人数は先着80名となっていたが、あまりに応募も多いため、検討の結果、定員を大幅に増やしての開催となった。
参加者100名越え!家族で楽しむ釣り日和の一日
当日の天候は快晴。夏らしい暑さの中、開催となった。午前7時に大会本部で受付が開始され、その後、開会式が行われた。
開会式では、最初に主催者である兵庫県釣針協同組合の森幹雄理事長より、下記要旨の挨拶が述べられた。
「本日はご参加頂き有難うございます。今回は100名を超える方にご参加頂き、盛大に開催できます事を嬉しく思っています。この釣り大会は20年以上続いています。主催者の我々は34社が加盟しており、加東市を中心とした釣針を作るメーカーの集まりです。
釣りは楽しい遊びですが、魚がいないと出来ません。キレイな水辺とルール守り、今後も楽しく釣りをして欲しいと思います。今日1日、暑いと思いますので水分補給や休憩もとって頂きながら、楽しい1日を過ごして下さい」。
次に同組合青年部の岸本敬太会長より挨拶と、当日の注意点やスケジュール、審査方法等の説明が行われた。
審査方法は釣った魚の1尾長寸。注意としては、釣り針に注意する事や竿も長いので扱いには気を付ける。ほか熱中症への注意喚起が行われた。
サバ、アジ、フグ等多数。スタッフも巡回し初心者をサポート
開会後、釣りが初めての参加者は別に集まってもらい、竿の伸ばし方、仕掛けのセットの仕方、釣り方等をレクチャーし、釣り場に向かった。
またイベント中も兵庫県釣針協同組合のスタッフが巡回し、参加者の釣りを手伝って回った。釣り方の指導や、オマツリほどきなどもスタッフが手分けをして行い、快適な釣りをサポートした。
釣果はサビキ釣りで良く釣れていた。
サバ、アジ、スズメダイ等も多く、小サバなども数尾掛かると、強い引きと重さも感じられ、参加者も大いに釣りを楽しんでいた。ほか、フグ、グレ、ツバス等が釣れていた。
釣り場には検寸場が設けられ、参加者は随時釣った魚を検寸場に持ち込んでいた。
表彰式・抽選会も大盛り上がり!参加者全員に豪華賞品
午前11時頃には釣り場の片づけを済ませ、大会本部に再度集合し、表彰式と抽選会が行われた。
最初に優勝者の発表が行われた。結果は以下の通り(敬称略)。
優勝:古家なのは(ツバス・26.8㎝)
準優勝:熊谷陽斗(フグ・22.3㎝)
3位:坂上谷青吾(サバ・20.6㎝)
入賞者には豪華賞品が贈られたほか、抽選会も行われ、全員に豪華な賞品が贈られた。
最後に平磯海づり公園から提供されたマダイを賞品としたジャンケン大会も行われ、盛況の内に今年のふれあい親子釣り教室は終了した。
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