公益財団法人日本釣振興会埼玉県支部では、6月25日(日)に新河岸川放水路・びん沼川環境浄化運動に参加した。
この運動は、埼玉県川越県土整備事務所と富士見市南畑地区社会福祉協議会が、楽しく利用できる「良好な河川環境」を維持するために、地域及び各団体に呼びかけて毎年実施しているもので、日本釣振興会埼玉県支部も毎年参加している。
新河岸川放水路・びん沼川は、さいたま市、川越市、富士見市、ふじみ野市の4市にまたがり、荒川に流入する一級河川で、都市化の進む中で貴重な水辺空間として、魚釣りなどで多くの人々に利用されている。
しかし、周辺にはペットボトルなどのゴミの不法投棄も多く、対策に苦慮している地域だ。
今回の運動には流域全体で約600 名・16 団体が参加し、日本釣振興会埼玉県支部からは70名が参加した。
同支部役員・会員のほか、会員企業の社員に加え、日本たばこ産業株式会社、キリンビバレッジ株式会社、有限会社アサノ紙業、碧水会、工房小嶋や、ビン沼愛好会、株式会社ワールドスポーツ、バーブレスフック普及協会が協力し行われた。
皆で協力し、大量のゴミを回収!粗大ゴミの投棄も…
当日は晴天の下、午前8時30分に集合し、埼玉県職員から清掃範囲やゴミの分別の説明が伝えられた。
その後、清掃活動を開始。草刈りが清掃実施日の1カ月前に行われたせいか、雑草が膝ぐらいまで伸びている場所も多く、草をかき分けてゴミを回収する必要があった。
ゴミの量は想像以上に少なかったものの、相変わらず消火器やタイヤ等の粗大ゴミも捨てられており不法投棄が後を絶たない状況だった。
午前10時に清掃活動は終了となり、日本釣振興会埼玉県支部の岡田支部長から挨拶が行われ、集合写真を撮って解散となった。
【提供:日本釣振興会埼玉県支部・編集:釣具新聞】