5月12日(金)、公益財団法人日本釣振興会愛知県支部は、「第2回北設楽郡大入川あまご稚魚放流」を行った。
放流場所は、豊根村大入川黒川橋付近及び支流。黒川橋付近で清掃活動も行われた。
昨年に続き2回目の開催となるが、地元の保育園の子供達も参加し、参加人数も多くにぎやかな1日となった。
この活動は、豊根村の河川を清掃し釣り場と環境維持の活動を広めること、アマゴの稚魚を放流し魚族資源の増殖を図ること、魚の釣れる釣り場や釣り人を増やすための環境づくり、豊根村の人々とのふれあいを目的としている。
協力は、大入川漁業協同組合、杉の子保育園、地元・豊根村の住民、NPO法人中部日本潜水連盟。
杉の子保育園の子供達と一斉にアマゴを放流!
当時は晴れ。10時に集合し、主催者を代表して日本釣振興会愛知県支部の高橋支部長から挨拶が行われた。続いて大入川漁協組合長、愛知県議会員・中村竜彦氏からも挨拶が行われた。
その後放流場所に移動し、スタートの合図で一斉にアマゴの放流を開始した。
保育園の園児達は泳いでいく小さなアマゴに興味津々の様子だった。
放流が終わると、園児達には参加賞などが配られ、園児達からも「ありがとうございました!」と大きな声でお礼の挨拶が行われた。
釣り場の清掃活動も実施。午後は分散放流も
その後、残った参加者で橋周辺の清掃活動を行った。
増水後だった事もあり、上流から流れてきた古びた空き缶が多かった。ほか、タイヤなどの大型ゴミや、アユ竿なども投棄されていた。
全員で協力し、20袋分のゴミを回収した。
昼食後も大入川各所で分散放流が行われた。
放流数は合計約2万800尾(大入川漁業協同組合との合計では約3万5000尾)となった。
日本釣振興会愛知県支部では、「地元の皆様のご協力も多く、かなり楽しく活動できたと思います。7月には、この川で開催するルアーフィッシング体験教室も控えており、これからも大切にしていきたい地域の1つだと思います」とコメントしている。
【提供:日本釣振興会愛知県支部・編集:釣具新聞】
活動の様子は、日本釣振興会愛知県支部の公式ホームページやYouTubeチャンネルからも確認出来る。