第八管区海上保安本部が認定。釣具店と連携し、釣り人の事故減少目指す
第八管区海上保安本部に取材した記事 → https://tsurigu-np.jp/news/1698/
第八管区海上保安本部が安全推進活動に賛同する釣具店を「安全推進釣具店」に認定する制度を開始している。
これは、釣り客の安全確保のため、釣り客への安全推進活動に賛同する釣具店を「安全推進釣具店」に認定する制度で、管区での取組みとしては全国初となる。
令和元年11月に創設され、すでに八管区管内の16店舗(下図)の釣具店が安全推進釣具店に認定されている。
安全推進釣具店認定制度は、釣り客との接点が多い釣具店と、海上保安庁が連携し、釣り客の安全意識を高め、ミニボートによる事故を含む釣り中の事故の抑止や、事故を減少させる事を目的とした制度で、さらなる安全推進釣具店の拡大、周知を図っている。
「安全推進釣具店」の詳細は以下の通り。
・安全推進釣具店の活動
①海上保安部署が提供するリーフレット、ポスター及び事故情報を使用した安全啓発
②来客者に対する事故防止に関するアドバイス(足場の状況、釣り場の事故例、必要な安全装備等)
③ホームページ等を利用した安全啓発
④釣り大会や釣り教室での安全啓発
認定要件は、釣り客の安全推進を宣言する事
■認定要件
・第八管区海上保安本部が行う安全推進活動に賛同し、安全推進活動を実施すること。
・釣り客の安全推進を宣言していること。
■その他
・第八管区海上保安本部長から認定書及び認証ステッカーが交付。
・第八管区海上保安本部ホームページ(https://www.kaiho.mlit.go.jp/08kanku/)等において、第八管区海上保安本部が釣り客に対して行う安全推進活動に協力している釣具店として幅広く紹介する。