10月30日(日)、静岡県の御前崎市御前崎港中央ふ頭1号岸壁において、「御前崎港親子釣り体験教室」が開催された。
主催は、御前崎市や漁協、公益財団法人日本釣振興会静岡県支部など複数企業・団体で構成された、御前崎みなとまち振興連絡会。
当日は朝方は少し風が強かったものの、天候に恵まれた。参加者は初心者の親子連れ16組35名。
魚釣りの基本やマナー、安全対策などの講義を受け、埠頭にて釣り体験教室を実施した。
サビキ釣り実釣体験では、日本釣振興会静岡県支部のサポートスタッフのもと、アジ、ギンガメアジ、ヒイラギ、タカノハダイなどを釣り上げた。
「釣り文化振興モデル港」の御前崎港。今後も釣りの普及活動を行っていく
この事業は、普段荷役作業のため閉鎖されている御前崎港中央ふ頭の一部を開放して行われる「親子釣り体験教室」で、今回が初めての開催となった。
御前崎港は、2020年、国土交通省より「釣り文化振興モデル港」として指定を受けている。
国交省港湾局は、地域の関係者による地方創生を目的とした、釣り文化振興の取り組みが進められている港湾を「釣り文化振興モデル港」として指定している。御前崎港はその指定を受けており、釣り振興促進に期待がもたれている港湾である。
公益財団法人日本釣振興会静岡県支部では、釣りマナー向上、安全対策啓蒙活動、釣り場環境の保全、初心者・ファミリーを対象にした釣り教室や釣り大会を実施し、釣りの普及活動に力を注いでいくとしている。
【提供:日本釣振興会静岡県支部・編集:釣具新聞】