
(公財)日本釣振興会 埼玉県支部は4月4日、同県越谷市のアルネットホームスマイルパークしらこばと(旧しらこばと水上公園)で「エンジョイ★ファミリーフィッシングinしらこばと」を開催した。
同施設を運営する(公財)埼玉県公園緑地協会との共催イベントで、埼玉県漁業協同組合連合会が後援し、NPO法人バーブレスフック普及協会、グローブライト、シマノ、バリバス、マルキユーが協力した。

天候急変で午前中に終了。それでも多くの参加者が釣りを楽しんだ
アルネットホームスマイルパークしらこばとのプールにニジマスなどを放流して、安全・手軽に釣りを楽しんでもらう同イベント。6年ぶりの開催となった昨年は、参加者約800人と当初目標の500人を大幅に上回ったが、今年は天候急変により午前中で終了となった。それでも、家族連れを中心に367人が参加、ニジマスと金魚釣りに興じた。
午前8時半の入場開始に備え、会場には早々にスタッフが参集。日本釣振興会本部、埼玉県支部、神奈川県支部、 グローブライド、シマノ、バリバス、マルキユー、バーブレスフック普及協会などからの総勢85人が手際よく受け入れを整えた。
釣りをする人を増やしたい。子供や釣り初心者が楽しめるイベントに

午前7時15分からの全体ミーティングでは、日本釣振興会埼玉県支部の岡田支部長がエンジョイ★ファミリーフィッシングについて、「ずっとここをお借りして開催させていただいているが、3年前までは1日1万5000人以上の来場があり、日本一のイベントだったが、一度リセットし、釣り人のためのイベントにと、このような形となった」と、大規模イベントから釣り人を増やすという当初も目的を重要視したイベントへと転換を図ったこと。
また、『誰が教えてくれるのか』『どうしたら釣れるのか』『釣った感触を味わいたい』などといった技術面での指導を求める声が多く寄せられたことから、参加者に喜んで会場を後にしてもらう環境を作ろうと、昨年から規模を縮小したイベントにしたことなどを報告。「一番は参加者の皆さんに安全に、喜んで帰っていただくこと。今日は1日よろしくお願いしたい」とスタッフに呼び掛けた。
スタッフがしっかりと釣り方をレクチャー!

アルネットホームスマイルパークしらこばとは県営の都市公園で、夏季には流水プール、変形プール、スライダープールなどの利用で賑わう。
エンジョイ★ファミリーフィッシングでは、ニジマスをターゲットにしたエサ釣り・エサ釣り教室が流水プールで、初めてのリール釣り教室が変形プールで、幼児プール前では極小タックルでの金魚釣りがそれぞれ時間制で行われた。
開門後、参加者は釣りや魚、釣り人としてのマナーが学べる冊子「好き好きフィッシング」や日釣振(日本釣振興会・にっちょうしん)と埼玉県支部ホームページにアクセスできるQR名刺、しらこばとのチラシなどが入った配布物を受け取り、受け付けを済ませた。
専門知識・技術を有したスタッフがフォローするエサ釣りは、1回500円で釣れたニジマスを3尾まで持ち帰ることができるため、特に人気が高い。9時の開始を合図に参加者は、用意された竿、エサの生イクラとブドウ虫を使って、次々に仕掛けを投入した。

スタッフのきめ細やかな指導もあり、あちこちで竿が曲がり、中には水から抜き上げたニジマスの針が空中で外れ、床に落下して跳ね回り、慌てて押さえつけたりするシーンも。釣れるニジマスは30㎝級の良型が多く、力強い引きを皆、存分に味わった。
はじめての釣り教室も開催。キャストする時は必ず後ろを確認!

はじめてのリール釣り(ルアー)教室は、エサ釣り場隣の変形プールが会場。座学と実釣の2部構成で進められ、テント下での座学では日釣振埼玉県副支部長で、NPO法人バーブレスフック普及協会代表理事の吉田俊彦氏が「釣り場で他の釣り人に出会ったら挨拶を」「キャストする時は、必ず後方を確認する」「釣り針や糸を捨てないのはもちろん、釣り場にごみが落ちていたら拾う」「魚にやさしいカエシの無い針を使う」といった釣り人としての留意点などを説いた。

ルアー釣り場には、間仕切りをして初心者用エリアも開設。ルアーフィッシングが初めてというファミリーには、竿の握り方、リールの扱い方、キャスティングの方法などについてスタッフが傍らに付き添い、丁寧に指南した。
この日は気温が低く、今にも降り出しそうな天気。ルアーでは厳しい条件だったが、時間が経つにつれてアタリが出始め、あちらこちらで歓声が上がった。
金魚釣りも大盛況!大人も熱中!?

流水プール、変形プールから少し離れた場所の幼児プール前での金魚釣りは、金魚の入った「舟」と呼ばれるプラスチック製水槽を4~5人で囲んでの静の釣り。
繊細な仕掛けを使って、金魚がエサを吸い込んだ瞬間に合わせるという、集中力が成否を分ける釣りだけに子どもたちを始め、皆、真剣モード。子どもよりも夢中になっている保護者の姿もあった。

当初、同イベントは午後4時までの開催予定で告知されていたが、正午近くになって風雨が強くなったため、参加者の安全を考慮し、11時30分で中止のアナウンスがされた。
参加者数は、流水プールでのエサ釣りが235人、変形プールでのルアー釣りが48人、金魚釣りが84人で、合計367人だった。惜しくも午前中で終了となったが、2時間かけて会場までやってきたものの、中止と知って落胆する家族もいたという。【小島満也】
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