公益財団法人日本釣振興会埼玉県支部では、9月25日(日)に行田水城公園において、令和4年度第35回県民総合スポーツ大会レクリエーション部門「家族釣りの祭典2022」を3年振りに開催いたしました(昨年と一昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止の為に、ヘラブナ放流のみ実施)。
晴天で釣り日和の1日。161名が参加し3部門で競技!
地元の行田市を中心に県内各地と群馬県、茨城県、東京都からも参加があり、161名(一般男子107名、一般女子8名、子ども46名)が参加しました。そのうち埼玉県立大宮工業高校の釣りクラブの生徒約20名が参加しました。
心配された台風の影響もなく、当日は晴天で1日楽しく釣りをしていただくことができました。
一般男子の部、一般女子の部、子どもの部の3部門に分かれ、一般男子の部はフナとコイ、一般女子の部、子どもの部は全ての魚種が対象でした。
午前7時の合図で競技が開始され、正午に競技を終了しました。その間、午前7時30分頃から終了まで、初めて釣りをする方を対象に釣り教室を行いました。
300㎏のヘラブナを放流。魚や環境について学べる子供向けの教室も実施
ヘラブナの放流は例年200㎏のところ、今年は釣具の大型量販店「キャステング」を展開する(株)ワールドスポーツ様から100㎏寄贈して頂き、合計300㎏のヘラブナをワールドスポーツのスタッフ様と参加された子供達の手により放流致しました。
放流したヘラブナは3枚1㎏近くのサイズで、放流直後は口を使いませんでしたが時間が経過するにつれて徐々に釣れるようになってきました。
また、クチボソ等の小魚は場所ムラがはげしく、釣果の明暗が分かれました。
競技終了後、12時30分から20分ほど埼玉県釣りインストラクター連絡機構の岩崎文雄副会長による、子ども対象のお魚と釣りと環境に関する教室を行いました。
そして、午後1時から表彰式が行われ、同支部の岡田信義支部長、埼玉県水産研究所の青木伯生所長、埼玉中央漁業協同組合の野口啓造代表理事組合長、埼玉県漁業協同組合連合会の鈴木邦雄参事が挨拶を述べました。
その後成績発表が行われ、各部門1位から3位までの方々が表彰され、賞状と賞品が授与されました。表彰式後はお楽しみ抽選会がにぎやかに行われ、午後1時30分頃終了いたしました。
【提供:日釣振埼玉県支部・編集:釣具新聞】