10月16日(日)、上州屋と東京都足立区の生物園とのコラボ企画として、「家族で釣り教室」が開催された。
会場となった「元渕江公園」にはテニスコートや、小型の動物園・水族館などがある「足立区生物園」があり、周りは緑で囲まれ憩いの場所となっている。公園内には釣り人に開放された池もあり、自由に釣りを楽しむ事が出来る。
このイベントは、釣りを通して自然に親しんでもらうことを目的に毎年開催されているが、今回はコロナ禍のため、抽選で選ばれた10組に参加者を絞って開催された。
初めての人にもスタッフが丁寧に指導。実釣後は魚の観察会!
当日、指導にあたるスタッフの自己紹介の後、竿の扱い方、仕掛の結び方、エサの付け方やアタリの取り方など、魚釣りが初めての人にも分かりやすく説明。
その後、参加者は釣り場に向かい、仕掛けとエサをセットして実釣開始。
ターゲットはクチボソやタナゴ、マブナ、小ゴイ、テナガエビなどだが、エサの赤ムシに戸惑ったり、竿の振り込みも苦戦している様子だった。スタッフは順番に釣り方を指導し、併せて釣りのマナーについても説明していった。
参加者は熱心で次第に上達していったが、アタリは頻繁にあるものの魚が小さく、思うように針がかりしなかった。
スタッフは針を一回り小さいものに変更したり、参加者もアワセるタイミングを調整したり、エサの付け方を工夫したりしてなんとか釣ろうと試みた。すると、あちこちで魚が釣れるようになり、歓声が上がり始めた。
実釣終了後は、釣った魚を備え付けの水槽に放流し、釣れた魚の説明を行った。
今回のイベントは、ひっきりなしにアタリがあったこともあって、「また釣りに来よう、楽しかった」という声も多く、参加者も釣りを大いに楽しんだ様子だった。
【提供:上州屋・編集:釣具新聞】