地元中学生も参加。羽田沖、若洲等でカサゴ稚魚(7㎝前後)を放流
9月3日(火)、(公財)日本釣振興会東京都支部(常見支部長)と東京湾遊漁船業協同組合の共催により東京湾への「カサゴ稚魚放流」が実施された。
東京湾遊漁船業協同組合では、羽田沖造成浅場水域に50カ所以上の漁礁を設け、ここを中心に水生生物の維持増殖を目的にカサゴのほか、メバルやクロソイなどの稚魚放流も長年実施している。この東京湾への稚魚放流は、平成14年から本格的に開始されている。
東京湾遊漁船業協同組合の飯島理事長(日本釣振興会東京都支部副支部長・まる八店主)は、放流したカサゴの生存率を高めようと研究と努力を続け、数年前から放流時期を7月から9月にずらし、より成長した大きなカサゴ稚魚(今年は平均体長6―7cm)を厳選し、放流することにも気を配っている。
毎年、日本釣振興会や東京湾遊漁船業協同組合の関係者以外に、地元の中学校の学生も参加してもらい、放流が実施されている。
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